カテゴリー「お国は戦争する気です」の記事

2007年5月16日 (水)

辺野古に明日、自衛隊導入

ユメウツツです。
明日、17日、日本政府は海上自衛隊を導入し、軍事力で基地建設の「事前調査」にふみこむだろうと報道されています。
大阪から辺野古にかけつけて闘っている仲間も「助けてほしい」と悲痛なさけびをあげています。

辺野古に行ける人はどうかかけつけてください。行かない人は、職場で、地域で行動しましょう。
辺野古現地の人たちは私たちを信じて、勝利を信じて闘っています。
勝利はむしろ本土の私たちの手にかかっています。
どうかできることをやっていきましょう。

◆状況に注視してください!◆
ちゅら海をまもれ!沖縄・辺野古で座り込み中」というブログで、現地で闘う人による状況報告がタイムリーになされています。
http://blog.livedoor.jp/kitihantai555/
(パソコンや携帯インターネットなどで閲覧できます。)
万一のことがあったら、かけつける、抗議電話をおこなう、カンパ支援をおこなうなど、何でもできることをしましょう。

◆◆カンパ支援をお願いします◆◆
ヘリ基地反対協議会
 カンパ方法  :郵便振込み
 郵便振替番号:01700-7-66142
 加入者名   :ヘリ基地反対協議会
 住   所   :沖縄県名護市大西5-5-6 
           電話0980(53)6992
   ※通信欄に「海上阻止カンパ」と記載してください。 
   ※激励メッセージもお寄せ下さい。

以下、沖縄・辺野古の現地でオバァたちと共に闘ってきた青年の富田晋くんの声明です。
ジュゴンの家日誌からの転載です)↓

===

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2007年5月12日 (土)

連中は本気のようだ

瓜坊です。
海上自衛隊の掃海(そうか い)母艦「ぶんご」がゴムボートや空気ボンベ、潜水員をのせて昨日の午前8時30分頃、横須賀港から沖縄近海にむけて出港しました。来週にもはじまるキャンプシュワブ周辺海域での事前調査の為の機材設置作業を支援するつもりのようです。

塩崎官房長は、『(海自が)防衛施設庁の身分として作業をやる可能性はある』と言い放ったと言うわけで、連中はこの異常な事を本気でするようです。

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2007年5月10日 (木)

まるで軍事政権のような

瓜坊です。
昨日のニュースを一つ、日テレで流れたニュースだからここに書かなくても知っている人も多いと思いますがこんなニュースです。

http://www.news24.jp/83561.html

普天間移設 環境調査に海上自衛隊を動員へ<5/9 23:29>

 沖縄・普天間基地の移設問題で、政府は移設先の沖縄・名護市辺野古の海域で行う環境調査に、海上自衛隊を動員する方針を固めた。 政府は、今週中にもサンゴやジュゴンの生態を調べるため、海底に調査機材を設置するが、日米同盟重視の観点から、移設計画の遅れは許さ れないとして、地元反対派の抗議行動を阻止するため、民間人ではなく、自衛隊員の動員を決めた

動員などと軽く流されてしまうのにはリモコンを持つ手も震えましたわ。

自衛隊が普段行う訓練は、効率良く多数の人間を殺傷する技術を高める為のもので、国防でも侵略でも訓練の内容は多少変わるだけで本質は同じものです。
この国の戦後史の中でも民間人が行う反対運動に、このような訓練を積んだ集団が使用された事実は一度も無いわけで、アメリカ様の機嫌を損なうのを恐れて自国民に兵隊を差し向ける安倍を、このまま放置するのは未来の歴史家に裁かれるだろう大罪です。これが実行されるならば、徹底的に低質の独裁者安倍を追いつめないといけません。今後の続報に注目し、本性をむき出しにして自国民に襲いかかろうとする現政権と闘う覚悟を固めましょう。

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2007年4月12日 (木)

焼き捨てよう! 国民投票法

(=皿=#)

今日、自民党と公明党が憲法9条を変えるために衆院で国民投票法案をムリヤリ採決しました!

暴力です、これは!

(警察を使って国会前での反対闘争を妨害し強行採決する政府)

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2006年10月12日 (木)

核を口実にした侵略戦争をぜったいに許さない!!!

北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の核実験表明から、日本の政治家は大騒ぎをしています。今日のニュースでは、「日本は特段に厳しい制裁を行う」と安倍が言い、「臨検(北朝鮮に往来するすべての船舶を武力で検問する)に日本も参加できるよう法整備を」などとエスカレートしています。

これらはすべて日本の労働者民衆を偏狭なナショナリズムに煽りたて、日本が戦争に突入するために行われている扇動である。政治家どもよ、勝手に戦争をはじめるな!!お前らは戦争がしたいのか??

彼らの茶番を暴こう。

1)世界最大の核保有国アメリカは、何回核実験を行いましたか?
マーシャル諸島を核で破壊し、実に1000回を越えている!
なぜアメリカに経済制裁を行わないのだ。
この数年に核実験を行った、インド、パキスタンに日本は経済制裁をしたのか?なぜしない?
「唯一の被爆国」なる美名で正義ぶるなら、公平にやるがいい。

2)更なる制裁や臨検をしてどうしたいのか?
北朝鮮はアメリカの敵視政策を核開発の理由にしている。理由としては明確で、「イラクのようにはならない」ということだ。金融制裁や軍事重圧で追い詰め、窮鼠が猫をかもうとしていることは誰の目にも明らかだ。
日本の言う「対話と圧力」のうち、対話ではどうにもならないから「圧力をかけよ」「圧力をかければ北朝鮮は折れる」と勝手な分析をしている。
うそをつけ。
実際は、圧力を掛ければかけるほど、北朝鮮も強行にならざる得ないという悪循環がこの数年間行われてきたのではないか。実際に、ミサイル実験も、核実験もとめることができていないではないか。
北朝鮮がアメリカとの直接対話、体制の保障(戦争をしないこと)を求め続けているのに、ブッシュは「話し合いはしない」としてきた。圧力だけのブッシュは、北朝鮮を追い詰めているだけである。
北朝鮮は、新たな制裁や臨検は「宣戦布告とみなす」と宣言している。日本がその挑発に乗ることは、日本が北朝鮮に宣戦布告するのに等しい。それに言い訳はできない。北朝鮮よ、やるならやってみろ!と安倍は言っているのだ。こんな決断が目の前で行われようとしている。
なぜ北朝鮮が核実験をしたぐらいで、戦争を開始しなければならないのか。戦争でなにが解決するのか。

3)拉致問題の解決にもなる?
また「拉致被害者家族会」「救う会」などは、「13才の少女を拉致した国家が核を持つことは許されない」と経済制裁を安倍に要求した。
「家族会」に対しては誰も批判できないようになっているらしいが、ここまで言うならもうがまんできない。
あなたがたは戦争がしたいのか?
国連憲章第7章による経済制裁、臨検とは、武力行使を必然化する(歴史上そうなっている)。また臨検という行為自体が武力によって相手を強制する戦争行為である。
戦闘がはじまれば、アメリカ・日本連合軍は、ピョンヤンを占領し、体制を崩壊させるまでやるだろうし、やるしかない。アメリカの試算では100万人規模で朝鮮民衆が戦争の犠牲になるといわれている。
あなた方は、「日本人を守れ」と叫んで、朝鮮民衆を100万人殺し、その戦争に日本の兵士たちを送り出そうとしている。そんな権利は誰にもない。
そもそも「拉致問題」は、朝鮮戦争の延長として行われた戦争犯罪であろう。日本は無関係ではなく、朝鮮戦争にも後方支援を行い、自衛隊員が死亡している。一方の参戦国であった。
「拉致被害者」とは、日本が一方の当事者である戦争によって生み出された戦争被害者だ。戦争をやめさせる以外に解決はありえない。あらたな戦争は、新たな拉致被害者を生み出すだけだ(膨大な家族が引き裂かれるだろう)。

4)もう一度言う。アメリカに経済制裁をしないのはなぜだ。
今日の読売新聞の論説には、丁寧にその疑問に答えていた。
「他の核保有国との違いは、北朝鮮が『ならずもの国家』であることだ。今回の最大の問題は、『ならずもの国家』が核兵器を保有したことである」と。
世界最大の「ならずもの国家」はどこのどいつだ?
アメリカではないか。ならずものが核兵器を持っているのがアメリカそのものじゃないか。
いや・・・そうは言っても、それは暴論でしょ。。って思いますか?
ここに真実があると思いますよ。
核兵器を持っていいかどうかはアメリカ(と日本)が決める。
ならずものかどうかはアメリカ(と日本)が決める。
従わない奴には最強のミサイルの照準を合わせ、いつでも核兵器をぶちこめるようにしている(事実でしょ)。
ならずもの(仮にそうとして)は、勝手に暴れてるんではなく、攻撃する奴がいるから暴れている。
原因があって結果がある。原因は北朝鮮ではなくアメリカと日本の歴史的な東アジア支配、戦略にある。そして戦争の危機切迫は、その歴史的破産を示している。もはや解決不能の領域に入っている。

5)「でもやっぱり核兵器はあかんでしょ」?
僕自身は、あらゆる核兵器に反対する。
軍事的エスカレーションで体制を守ろうとする北朝鮮当局を支持しない。帝国主義の侵略行為とたたかうというのであれば、それは核ではなく、世界人民の連帯闘争の中にしかないからだ。
そのことと、だから外部から政権の打倒を云々することはまったく別問題である。日本人の立場で言うべきことではないことははっきりさせなければならない。

僕らの「立ち位置」はどこなのかをはっきりさせよう。
脅威を煽り立てて、戦争に突入するのか。
戦争の元凶である帝国主義を打倒するのか。

戦争を阻止しよう。安倍政権を打倒しよう。朝鮮民衆と連帯して、ともに生きられる社会をつくろう。

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2006年9月28日 (木)

9.28障害者・家族緊急要求集会

2006年9月28日
朝10時半から大阪城公園教育塔前広場にて、障害者・家族緊急要求集会がありました。
ユメウツツは職場のろうの先輩に誘われて共に参加。

約1000人が大結集していました。【写真】

障害者・家族が、国のつくった「障害者自立支援法」のせいで人権が侵害され、命がおびやかされていることが当事者から訴えられました。
都道府県や市も独自の保障制度を打ち出さず、ろくな根拠もないまま言い訳ばかりしている無責任な状態です。

ある、「障害児」をもつ若いお母さんのうったえは本当に切実なものでした。
障害者自立支援法により、障害児通園施設の利用制度が改悪され、利用費も応能負担(所得に応じた負担)でなく応益負担(費用の割合に応じて負担)に変えてきました。医療の負担に加えて通園さえ負担が激増する。
親は我が子の「少し気になるところ」と向き合う過程をへて、子どもの障害を知っていく、子どもの成長を人生の喜びにできていく、その過程を奪い去って障害者・家族が幸せに生きていくことができるのか。
障害者が生きていくのに必要な医療や教育も奪う法律があっていいのか。

自治体労働者は、今こそ府民の生活を守るための仕事をつくろう!
逃げや言い訳はゆるされない。
もう、障害者殺しの、弱者殺しの労働はやめよう。
障害者市民と団結し、国と闘おう。

集会のあとは、大人数でのデモがありました。
今後も共に闘いたいと思います。

また、集会では壇上で手話通訳がされていました。
さらにその下では、聾盲者(耳が聞こえない目が見えない人)の通訳もされていました。その通訳ははじめて見ました。
聾盲のかたが通訳者の片手に触れ、通訳者は手話のような動きで集会の様子を伝えていました。

反戦運動においてもこういう通訳体制が当たり前にできるようにしないといけないなと思いました。

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2006年8月25日 (金)

関生(かんなま)弾圧をゆるさないぞ!

A&Uが熱い支持を送っている関西生コン〔かんさいなまこん。略して関生(かんなま)。コンクリートミキサー車の運転手さんなどから成る労働組合。〕が所属する連帯労組に対し不当判決がありました。
【写真は関生のたけしゃん(武建一委員長)】

連帯労組はただちに控訴したとのことです。
連帯労組も声明を出しているように、政治権力と癒着し腐敗しきった司法には、民衆が実力で包囲し天誅をくだしてやらなければいけないと思います。(※連帯労組の声明はもっと上品な言い方をしていますので誤解のないよう。)

みんなで連帯労組を応援しよう☆

↓以下、不当弾圧記事の転載↓


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◆不当判決
本日午後(8/24)、大阪地方裁判所において政治資金規正法違反事件の
判決公判が開かれました。判決は、裁判所が警察と検察の政治的意図に
追随した、きわめて不当な内容というほかありません。
連帯労組は誤った司法判断を糾弾するとともに、無罪判決を求めて
ただちに控訴することを表明します。(↓抗議声明)
http://www.kannama.com/danatutokusyu/seimei.htm#11
※訴えられた当該の武委員長(関西地区生コン支部)、戸田委員長
(近畿地方本部)、両弁護人のコメントを近日中に掲載する予定です。

◆特集ページの情報をずいじ更新しています。ぜひご覧ください。
http://www.kannama.com/danatutokusyu/index.htm
///////////////////////////////////////

↓以下、抗議声明のテキストを転載↓
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2006年8月24日

抗 議 声 明

全日本建設運輸連帯労働組合
中央執行委員長 長谷川 武久
全日本建設運輸連帯労働組合
近畿地方本部
執行委員長   戸田 ひさよし

全日本建設運輸連帯労働組合
関西地区生コン支部
執行委員長      武 建一

 本日午後、大阪地方裁判所(内田貴文裁判長)は、政治資金規正法違反事件の判決公判で次のような判決を下した。(カッコ内は検察の求刑)
 武 建一委員長   罰金50万円及び公民権停止2年間(禁錮10月)
 戸田ひさよし市議  罰金80万円、追徴360万円及び公民権停止2年間
               (禁錮2年及び追徴360万円)
 関西地区生コン支部 罰金50万円(罰金50万円)
 戸田ひさよし友の会 罰金30万円及び追徴90万円(罰金50万円及び追徴90万円)
 判決は、裁判所が警察と検察の政治的意図に追随した、きわめて不当な内容というほかない。
 連帯労組は誤った司法判断を糾弾するとともに、無罪判決を求めてただちに控訴することを表明するものである。
 この事件は、関西地区生コン支部が、政治家個人への団体献金を禁じた政治資金規正法に違反して、戸田ひさよし市議(大阪府門真市議会。連帯労組近畿地本委員長も兼任)に政治資金を寄付したなどとして、大阪府警が昨年(2005年)12月13日、関西地区生コン支部の武委員長と戸田市議を逮捕。のちに、大阪地検が武委員長、戸田市議のほか、関西地区生コン支部と戸田市議の政治資金管理団体の4者を起訴したもの。2005年1月に始まる一連の関西地区生コン支部事件の第3事件である。
 事件は当初から警察と検察のあからさまな政治的意図をもって仕組まれた。
 武委員長がこの事件で逮捕されたのは、先行する第1事件・第2事件による長期勾留から11カ月ぶりに保釈される許可決定が出て、まさに拘置所を出る寸前(2日前)の日であった。戸田市議の場合も、警察は多数のマスメディアを引き連れ、わざわざ議会質問に備えて市の担当者から説明を受けている時間帯を選んで議員控室を襲い、さらし者にして逮捕した。しかも、両人とも、事前に任意の事情聴取を受けたこともなく、抜き打ち逮捕されたのである。
 故人となった橋本元首相ら自民党の大物政治家が1億円単位のヤミ献金を受け取りながら、逮捕も起訴もされなかった日歯連事件と比べてみれば、逮捕劇の異様さと不当性は明白であった。
 武委員長に対するそもそも不当極まりない長期勾留をさらに引き延ばし、運動と組織に徹底的なダメージを与えること、そして、地域で反戦、平和、福祉の運動の先頭に立つ戸田市議の政治的信頼を傷つけること。まさに「国策捜査」として仕組まれた権力弾圧の一環だったというほかない。

 公判でも警察と検察のストーリーは完全に破たんしていた。たとえば、かれらは関西地区生コン支部が組織として戸田市議に資金提供したと主張し、これを被疑事実としている。しかし実際は、関西地区生コン支部が組織の資金を戸田市議に提供した事実はなく、組合の一般会計資金とは全く別に、組合員有志が集めたカンパを武委員長が代表してまとめて送金した(2回に分けて計90万円)にすぎず、何ら罪にあたるものではないことが明らかになった。
 しかしながら、事実に基づき公正な判断をなすべき大阪地方裁判所は、恥知らずにも警察と検察の政治的意図を優先して有罪判決を下したのである。自らの使命を忘れた裁判所は厳しく糾弾されるべきである。
 
 私たちが今後、控訴審の場で徹底的にたたかうことはいうまでもない。
 しかし、それだけでは不十分である。
 警察や検察に追随する裁判所の誤った政治的振る舞いが、いかにこの国の民主主義を危機に陥れているか。いま立川反戦ビラまき事件をはじめ、市民の表現の自由や労働組合活動に理不尽な規制を加える不当な司法判断が相次いでいるが、今回の判決もその一環であることに私たちは注意を払いたい。
 したがって、私たちは自らの無罪のためだけにたたかうだけではなく、これら事件で弾圧された人びとやさまざまな運動体と手をつないで、こうした裁判所の姿勢を正す活動をより大きく強く広げていくためにも尽力する決意である。

以  上
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2006年6月19日 (月)

【報告】逮捕されました その1

以前「A君が釈放されました」と報告しましたが、そのA君から逮捕されたときの模様が流されてきました。A君からの報告は以下です。
※個人的に「これはA君の強がり?」と思うところに青字を入れてます。
必見!!

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 「Aくん」こと総務です。すでに夢現の投稿で報告されている通り、先週6月15日の木曜日、法政大学で学生1000人集会があり、それに参加しに東京に行ってました。
が、集会が始まる3時間以上前の朝9時20分ごろ、正門前で集会の宣伝活動を行っていたら、いきなり警察に逮捕されました。傍から見てた人によると「南米の独裁政権の映画をみているよう」だったそうです(笑)。

 当日の状況をもうちょっと詳しく報告しますと、朝8時前から法政大学の正門前に到着し、登校する学生、職員にこの日の集会の参加を呼びかける宣伝を開始しました。

法政大学につくと正門入ってすぐのところにテントが張られ、それ以外のところには進入禁止とばかりにカラーコーンとロープが張り巡らされています。正門横のカベには「学生証のチェックをします」という掲示があり、学外者は入れないという態勢がとられていました。

普段は8時から学生も入れるのですがこの日は戒厳令のような状態だったので一般の学生はしばらく入れず門前で立ち往生していました。そのへんの人たちに話しかけると「おかしいっすよ!」「大学が何やりたいのかわからない」など経緯をよく知らない学生にも怒りや疑問が沸き上がっていました。

1人の女性はこっちのビラを受け取って説明を聞いてくれ、門が開いてからも暫く入ろうとはしてませんでした。さらに、遅れてきた友人に対して「入らなくていいよ。」と学生証提示拒否をうながし、「(学生証)見せればいいとかいう問題じゃないでしょ。」など当局への怒りを爆発させていました。

 こちらは朝から展開される荒唐無稽な状況とそれへの法政大生の怒りを感じ取り「これはイケイケやなあ!」とワクワクしっぱなしでした。一緒に逮捕された友人は「これはスゴイよ。今日という日まで生きてて良かったあ!!」とはしゃぎまくるなど朝から勝利を確信しテンション上がりまくりでした。

 9時を過ぎた段階で門前の宣伝を妨害しに安東学生部長筆頭に学生部職員が大量に出てきました。3月14日の弾圧を受けた学生を先頭に、法大生が学生証チェックをするテントに突入し、提示を拒否しつつ構内へ入ろうと試みました。それに対して40人の職員が体当たりしたり、腕を掴んで引きずったりしながら入構を阻止しにかかりました

激しいもみ合いが続きましたが1人が阻止線を突破して構内に入り、すでに中にいる学生にビラを渡しに行き、もう1人はテント前で「学生証チェック拒否しよう」というボードを掲げ学生にアピールを開始。正門前の宣伝隊と合わせて大々的に集会宣伝を展開しました。退学処分をうけた学生もこれに続き構内に入ろうとしたところ、学生部職員が阻止線のカベを作り、学生を車道まで突き飛ばしました。もし車が来ていたら大惨事になっているところです。

 これに全員の怒りが爆発。暴力職員ににじり寄り、「暴力奮うな」と弾劾の声をあげるとこれに対しても職員が「敷地にはいるな」「大学の業務を妨害するな」などと言って突き飛ばすなどの暴力をふるってきました。僕自身も一番暴力的な職員に突き飛ばされ、地面に叩きつけられました。職員は「誰を入れるかは私企業である法政大学の裁量だから出ていけ」などと理由ならざる理由を抜かしてきましたが、「大学はたんなる私企業じゃねえ!私学でも国からもれなく助成金もらって運営してる大学法人だろうが!!大学は社会の全成員に対して開かれていなければならない。大学に入れない人間なんていないんだよ!!」と反論するとぐうの音もでなくなり、押し黙ってしまいました。(ただし突き飛ばすなどの暴力はやめない。)

 激しいやり合いが続くなかで、テント横では法大生がマイクを持ってアピール開始。「皆さん!この異常な状況を見てください。どこの世界に自分の大学に入るのにわざわざ学生証見せるなんてことがあるんですか!!法大当局は今日の集会が成功することにおそれをなして、学内と学外を分断し、集会を潰そうとしている。こんな事をゆるすわけには行きません。学生証チェックを拒否しよう!本日昼休みの集会に参加してください。学生を不審者と疑い、監視する、腐りきった法大平林総長をクビにしよう。」
 
 9時をまわり、学生の数も増え始めた頃、1人のスーツ姿の男が構内に入ろうとしました。ぼくは「職員かな?」と思っていましたが、隣にいた友人は「こいつは公安警察だ!何を平気な顔して入ろうとしてるんだ!ふざけるな!!」と摘発。正体をばらされた公安はあわてて逃げ去りました。

友人は続けて「あいつは3月14日に俺を取り調べした奴だろうが!そんな奴がばれないとでも思ったのか!」「(職員に対して)お前ら学生には不審者扱いの学生証チェックで公安警察はフリーパスか!ふざけるのもいい加減にしろ!!」と当局を弾劾。職員たちは青ざめた顔になり、「デタラメを言うな」などとか細くつぶやくだけ。こちらはそうした言い逃れも許さず「なにがデタラメだ!現にあいつに逮捕されて取り調べ受けてる学生がそういってるんだ!!その警察をお前らチェックもせずに通してんじゃねえか!!お前らが警察とツーカーな証拠だ!」「違うんなら今すぐあいつら(警察)に学外者は入るなって行って来い!!」と追及。

 一限の授業開始が近づき学生の数がふくれあがり、テントに向かって長蛇の列ができている。学生証チェックでまたされ怒る学生達に対して公安をフリーパスにする当局のデタラメさを訴える。「学生は犯罪者扱いで公安はフリーパスか!!」「大学は警察とべったりで学生をタグ付きの商品扱いしている。」
「1000人集会やろう!大学が学生のモノだということを今日ハッキリさせてやろう。」

 宣伝隊の1人は登校する多くの学生に、塀をよじ登って渾身のアピールを続ける。それに対して職員は「降りろ」「よじ登るのは器物破損だ」などとほとんど意味不明なことまで言い出す始末。こちらもヒートアップし、「お前らこそ大学の自治を警察に売り渡して壊してんじゃねえか!お前らこそ器物破損だ」と応戦。登校する学生の注目がグイグイ高まってきました。

 そのとき、後方からいきなりつかみかかられ「逮捕だ!こいつも逮捕しろ!!」などと怒声が飛んできました。僕を含め当局を激しく弾劾した4人の学生に対して、これ以上やられたらマズイということで警察が押さえにかかりました。1人に対して4,5人で押さえかかり、車に押し込めようとしてきました。僕は警察は日頃から鍛えているから4、5人でこられたら身動きできずに引っ張られるんだろうと思っていましたが、実際はたいして力の無い連中でした。「振り払ってしばいたるか?」などとも考えましたが、後々面倒になりそうなので、今日のところはおとなしくつかまることにしました。そのかわり目一杯集会を宣伝しようと思い、引きずられながら登校中の学生に対して「逆らうモノには逮捕、退学。これが法大当局の姿だ!
」「学生の力でこいつらをぶっ飛ばそう!」と訴えつつ、車に押し込められ麹町署まで連行されました。

 続く。

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2006年6月18日 (日)

【報告】A君が釈放されました

今年、3月14日に、法政大学わきで待ち構えていた200人の警察が、デモから帰ってきた法政大学生含む学生ら29人全員を「不法侵入」罪と称して逮捕するという弾圧事件が起きました。
全員が釈放されましたが、逮捕された法政大学学生らが退学処分を受けました。

この、大学が国家権力とつるんで起こしたとんでもない弾圧に抗議するため、A&UメンバーのAくんが、6月15日に法政大学に抗議をしにいっていたところ、今度はAくんが逮捕されてしまいました!!ひどい!

Aくんは、法政大学で学生の入門を制限する大学側に対して抗議をおこなっていたのですが、なぜか公安警察がAくんをさらっていきました
もうほとんど誘拐に近い状態です。

しかし、不当逮捕されたAくんは、2日間の拘禁の後、昨日釈放を勝ち取りました。
警察もさすがに勾留延長をする理由がなさすぎて釈放せざるを得なかった様子。
また、この間の法政大学の大弾圧に対して、法政大学生が1000人も反対集会にあつまったそうですから、学生が蜂起するのを恐れているのでしょう。

それにしても国家権力の暴走には、ひどすぎてあきれてしまいます。
学生は、国家権力が一体何をやろうとしているのかがよく分かったのだと思います。
法政大学生には、全国の学生の先頭となり、自分たちが自治をつくる、大学内に警察はいらない、ということを誇りをもって示していってほしいと思います。

みなさまには、Aくん奪還へのご支援、本当にありがとうございました。

この間の弾圧事件については以下のサイトをご参照ください。
「3・14法大弾圧を許さない法大生の会」
http://hosei29.noblog.net/blog/index1.html

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2006年5月22日 (月)

靖国神社に潜入 その2

総務です。お待たせしました。
「靖国神社に潜入」編の続きです。
(前回の記事はこちらで読めます。
http://aanduosaka.wablog.com/153.html)

【前回までのあらすじ:
改憲阻止の集会に参加しに東京まで行くも、時間を持て余したわれわれは靖国神社を敵情視察することにしたのでした。神社の横にある展示館「遊就館」に入るとそこでは映画「私たちは忘れない」が上映中でした。これは見逃せないなと入ってみると・・】

 「私たちは忘れない」の内容紹介の前にHPでみつけた遊就館の説明文を転載しときます。

【明治15年我が国最初で最古の軍事博物館として開館した遊就館は、時にその姿を変えながらも一貫したものがあります。一つは殉国の英霊を慰霊顕彰することであり、一つは近代史の真実を明らかにすることです。
近代国家成立のため、我が国の自存自衛のため、更に世界史的に視れば、皮膚の色とは関係のない自由で平等な世界を達成するため、避け得なかった多くの戦いがありました。それらの戦いに尊い命を捧げられたのが英霊であり、その英霊の武勲、御遺徳を顕彰し、英霊が歩まれた近代史の真実を明らかにするのが遊就館のもつ使命であります。】
←主観的にはこういうことが目的だそうです。

 上映している部屋にはいると、映画がちょうど始まったばかりでした。細かく描写するときりがないので大まかに言うと、明治から始まって第2次大戦終了ぐらいまでの期間の戦争に関係する事象を取り上げている内容で、一から十まで日本は正しいという意志でまとめられていました。

朝鮮、台湾の植民地化は「列強の支配に屈しないためには止む得なかった」「逆に遅れたアジアを近代化させるのに役立った」と言い、日露戦争では
「世界で初めて白人の国に黄色人種の国が勝った歴史的な勝利」「ヨーロッパの植民地だった多くの小国に勇気を与えた」というおきまりの文句が続けられています。

 その証拠として台湾の高砂族とインドの首相ネルーの日本への感謝の言葉が紹介されていました。しかしそれがあまりにもお粗末だったので笑いをこらえるのに大変でした。

 まず高砂族については当人たちから「靖国に勝手に祀るな」と抗議の声が挙げられています。そしてネルーが日露戦争の勝利を「評価」した言葉はその後に続く主張の反語なっています。すなわち「日本は日露戦争でロシアに勝利しわれわれに大きな希望を与えた。しかし、その後のアジアへの侵略でそれは裏切られた。」と言ってます。

 これは明らかに日本の侵略を批判している言葉ですが、それが切り張りされて「日本の偉大さ」の「証拠」として紹介されていました。こんなのしか「証拠」にならないくらい当時からほめてくれる人がいなかったのね、と思うとこれまでの戦後民主主義教育よりもこの映画の方がよっぽど「自虐的やなあ」と感じ、笑けてしまいました。

 さらに満州「建国」は「5族共和の王道楽土」、その正当性や中国における日本の利権を認めないアメリカの対日外交は「陰謀と脅迫の連続」だったので「やむをえず開戦を決意させた。」ものだそうです。耳たこになるくらい聞いた空叫びでしたが、大まじめにアナウンスされるので大がかりなコントかなと思ってしまいます。

 そうした日本賛美のオンパレードの中でも一番力の入っていたのはやはり中国との関係でした。まず最初に日清戦争の勝利で日本は「正当な権利として認められた中国権益」があるとされていますが、おもしろいのはこの中国権益は日清戦争で得たものとは直接には言及されないことです。何度も「正当な権利」「国際的に認められた権益」とか繰り返されるのですがそれが何に基づいているのかは全然出てきません。まるで「天からの授けモノ」でもあるかのように中国権益があることになっています。 

 そして日露戦争も満州事変も太平洋戦争も全てこの「正当な中国権益」を防衛するためには「やむを得ない」とされ「自存自衛の戦争」となっています。つまり日本そのものが攻撃されるから「自衛」とかは一言たりとも言っていないわけです。まあでも植民地の権益確保を「自衛」と呼ぶのは日本に限ったことでは無くそれが「国際社会」の常識ではあります。(そういう国際社会のあり方を認めるかどうかは別として)

 注目したいのは映画の中で必死に「守れ!」と叫ばれている「正当な中国権益」はいったいいつから、どのようにして得られたもので、なぜ「正当」なのかが全然言われないことです。本当に「正当やと思てるんやったら言うたらええやんけ」と思うのですがあえて言わないのはここらがこの映画(=靖国神社)のさらしたくない脇腹なんやなと思いました。

※自分たちがもっとも重要視するモノの定義を神秘化するのはそこをまともな検証にさらすわけにはいかんという思想の表われです。アメリカではキリスト教の権威維持のためにダーウィンの進化論を否定する主張が右派を中心にしてありますが、これらの意見の最終的な結論は「人の誕生は神秘だ」として科学を放棄することにあります。科学的に思考されたら自分たちの政治的優位が覆りかねないので規制をかけるわけです。このキリスト教右派はブッシュの強力な支持基盤となっていることと、小泉首相と靖国神社の関係性との間に符号するものがあるように思えて興味深いです。

 この神秘化された「正当な中国権益」を絶対化することで、それを干渉したり、妨害したりする者は全て「悪」と言える、とっても便利な構造になります。中国からの攻撃は「排日テロ」、アメリカやイギリスなどの外交圧力は「不当な介入」になります。

 満州事変に関しては「25万の中国軍に対してわずか一万の関東軍が満州の市民を懸命に守っていた。」から始まり「腰の刀はタケミツかとなじられても中国軍の挑発に忍耐強く堪えていた」「が、とうとう堪忍袋の緒が切れる事件が起きた」として柳条湖事件が取り上げられ、リットン調査団の声明として「関東軍兵士の行動は自国の権益を守るために止む得なかった面もある」というのが紹介されます。

 この辺のくだりは一から十まで欺瞞たっぷりで脇腹さらしすぎなので映画を見ながら声をだして笑い出しそうになり、こらえるのが本当に大変でした。まずその直前まで上海などでの抗日抗議を「反日ゲリラ」と呼び「中国は清朝が崩壊し政府が無くなっていた」と言ってるのにいきなり「ゲリラ」が「中国軍」になっています。(悲壮な戦いに堪えているという演出のためには相手がゲリラでなく正規軍の方が良いのか?)そして満州鉄道爆破を契機とした日中戦争を「自衛」と言いたくてリットン調査団が引き合いに出されていますが、そもそもリットン調査団はこの事件を「日本側の謀略」と結論づけています。そうすると「堪忍袋の緒が切れた」のでは「自分で勝手に切った」ことになるのにそれはいいのか?とも思いました。そして「関東軍一万」とか言ってますが最終的には関東軍は70万人規模の大軍になっています。いろんな意味でうさんくさいこの辺の展開は、史実を整序して並べられないという事情、映画を作る側の「苦労」が透けて見えておもしろかったです。

 その後太平洋戦争で玉砕、特攻が果敢に行われ「負けると分かっていてもいかねばならない時がある」とくくり、映画は「わたしたちはこの尊い犠牲を忘れない」で締められてました。

 遊就館のその他の展示については又別の機会で紹介します。
ということで・・・続く。 

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