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2008年5月14日 (水)

G8サミット粉砕企画 あの冊子放出☆☆☆第3話

ユメウツツです。

A&Uの大好評の冊子、
「弾圧から生まれた革命家 シリーズ 第1弾
法大で不当逮捕されました ~関西 Nさんの記録~」

第3話です。

(この企画については前の記事をお読みください。
http://aanduosaka.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_2b44.html

(第3話)
・取り調べ(概要)
・取り調べ(弱気になるときもある)
・取り調べ(公安の駄作の数々)


(続きへGO)

※文章は、Nさんのインタビューの言葉そのままをテープおこししたものです。
※「Aくん」「Bさん」はインタビューの聞き手です。

第3話

-取り調べ(概要)-
取り調べは朝昼晩、1時間半ずつくらいで食事の30分前に(房に)戻される。
食事終わったらまた繰り返し。
「黙秘してる」っていったらシャブの子が「すごい応援したくなるわ」って。
ローラ(おばあさん)も救援ノート見て、「出たらすぐ買いに行くわ」って。(笑)
住所みたら「ここ知ってるわ。今度行こう」って(笑)
ほかの人はほとんど取り調べは無し。本読んだりしてる。
で、黙秘のこと知ってるから、帰ってきたらみんなが「サクセス?」って聞いてくる、ほんで「サクセス!」って言う。
それが合言葉。
房に入って一週間はみんな便秘になるからコーラック使うけど、トイレから出ても「サクセス?」って聞く(笑)。
寝るときもみんな、ほかの房の人に「おやすみなさい」って言ってる。

Aくん、Bさん:連帯感あるなあ。

手紙は検閲される。最初取調べの内容覚えとこうって手紙書いてた。
それを宅下げ(差し入れの逆。被収容者の金や物品を弁護士や親が持ち帰ること。)して接見の時に弁護士さんと読み合わせようって思ってたけど、検閲されるから自分だけの言葉で書いといた。
だけど宅下げは接見のあとやから結局読み合わせなかったけど。

Bさん:取り調べはどんな風に進むん?

房の部屋を出たところで縄つけられて、犬みたいな感じで歩いていく。
引っ張られたりはせえへんけど。
最初の扉あけたら、留置場から出て普通の廊下と区切るところがあって、柵があいたら看守から公安に変わって、廊下歩いて取調室に行く。
取調室はせまくて机はさんで奥が自分で手前が公安。
立会い人はイスだけある。
立会人は女で田中っていう公安で、最近入ったらしい。
取調べは最初は「どこから入った」とかそんなん。
うちは下向いてたら、「こういう時は目をみてしっかり対決するもんなんだぞ」とか言ってきた。
「中核派なのか?組織との関係は」とか聞かれた。
「黙秘せずに言いたいことあったら言い返して来い」、「お前はまだ土俵にあがっていない」とか言ってきた。


-取り調べ(弱気になるときもある)-
完全黙秘。
とりあえず最初は「簡単や」とか思ってたけど。
3日目くらいにちょっと弱気になってくる。
「正しいことしてるつもりだろうけど法律には違反している」とか「学生は誰もついてきてない」とか言われる。
外におったら仮に学生の反応悪くても、じゃあこうしてみるかとか考えれる。
いい反応も実際はあるけど、留置場の中におったら「やっぱ反応なかったかな?」とか。
だから檄文で「決起が起きてます」っていうのはスゴイ元気になる。
接見は取り調べの最中でも入る。そのときは「○○先生が来てるけど会うか?」って聞かれるから、うなずくだけはする。
体調悪かったりトイレ行きたかったら行けるのは知ってるけど、特になかったから黙ってたら公安は「トイレ行きたくてもそう言わないようにっていう指示があるんだろう」とかいって、無理やり留置場に戻してトイレ行かせたりしてきた。まあ、無理やりいってんけど。
戻ってきたら公安がちっちゃい声で「トイレ行ったこと弁護士には言わなくて良いぞ。自己批判させられるから」っていってきた。
実際は全然そんなことないねんけど。

Aくん:小芝居して弁護士と分断しようとしている。

逮捕を理由にガサに入ったときに、クラス討論の資料とってきたらしくてそれを見せたりしてきた。
しかも反応悪かったときのばっかり出してきて「ほら、学生にはうけてないだろう」って。
すごい昔の資料も出してきて、署名のときのアジテーションを聞いてる学生の反応を書いたレポートで「自分たちとしては○○くんの発言はすごくいいと思うが、学生からすれば良くないようだ。」ってほかの学生に笑われてたらしい。
それで公安は「10年前からかわってないんだよね。あんたらやる気ないんじゃないの?」とか言ってきた。
「本気で革命起こす気あるの」とかそういうことばっかり言ってた。
あとは、昔の学生運動で撲殺されたとか。浅草橋燃やしたとか。
それでこんなゲリラで指名手配されて偽名で一生逃げたりしなアカンのやぞって。

Aくん:浅草橋燃やした人、今、議員やってるし(笑)

ほんで、「家族と会うときもいちいち組織に報告して立会いつけなあかんねんぞ」とか。
いろいろ不安にさせようとしてきた。
そんなんばっかりやからだんだんイヤになってたけど、勾留理由開示公判でみんなと会えてまた元気になって。
弁護士からは、「公判で元気になってるの分かってるから公安はそれを取り戻しにくるから気を引き締めて」って言われて、また構えなおした。
でも、そのあとは「けなす」言葉が増えただけかな。

-取り調べ(公安の駄作の数々)-
後半の取調べで「最後に大ドンデン返しがあるからな」って言ってたから、何がくるんやろう?って思ってたら関西弁のやつが来た(笑)。
それまではおとなしい口調のヤツばっかりやったけどそいつは「自分なあ!!」とかスゴイ責めの口調で(笑)、
「ここはなあ、革命家と公安が戦う場所やぞ。お前何チャラチャラしとんじゃあ」とかいってきた。
ちょっとビックリした。
そいつは声が震えてて、ちょっと声高くて、ずっと手になんか持って机をババババって叩きながらしゃべってた。
こいつ何興奮してんねんとか思いながらも面食らった。
あと、笑けた。
途中から笑ってたら「お前なに笑っとんねん!!」とか言ってきたから「おまえじゃ!お前がおもろいねん」って思ってた。
そいつが入ってきたときも、うちはずっと下向いてて、勝手に「細くて坊主な感じ」とか想像してたら、最後にちょっと顔上げたら、がっちりした体格でマスクしててイメージと全然違うかった。
房に戻るときに下向いておもろかったからニヤついてたら、女性の公安が「どうしたの?さっきの人は良かったの?」とか聞いてきて(笑)、
「また呼んで来ようか?」とか言われて、「ええわ、そんなん」って思った。

Bさん:「良かったの?」って、ええわけないやろ(笑)

ほんで男のきもい公安が「男とだったらなんだから、女性とだったら話してみるか」とか言って、その田中っていう女性の公安と交代した。
そいつは最近公安になったらしくて、「自分は中核派のこと知らないけど、取調官の話を聞く限りでは悪いんじゃないか」とか言ってて、次の日になったら「ネットでいろいろ調べたら、あなたの多分知らないこともいっぱいでてきたよ」とか言ってきた。
暴力事件とか。
「あなたは反戦運動から入ってやってきたんだろうけど、この人たちは反戦とか考えてないからね。反戦とか考えてる人が人殺せるわけないからね。」とか言ってきた。
けど、勾留理由開示公判の時に傍聴に来てた人をすごいけなしてて「ああ、こいつ、もうええわ」って思った。
取調官は公判に来たらアカンらしくて来てなかったけど、裁判所前のアジテーションを聞いてて、「見世物にされてたよ」とか言ってきた。
「ビラで書かれて利用されてたよ。アジもTシャツ破られてどうのとか言ってて、どうせ破られるようなことしたんだろ。」って言ってた。
ウチは、「お前あの裁判みてへんくせに何えらそうにぬかしてんねん」とか思って。
ほんまメチャクチャな裁判で。
裁判官は「正当な理由なく入った」とか言ってる根拠を全然説明せずに傍聴の皆がふざけんなって弾劾したら、次々退廷させられていって。
ほんまにメチャクチャで。
そんな裁判やったのに、見もせんやつが「Tシャツ破られるほうが悪い」とか言ってて、さらに「私があなたのお姉ちゃんだったら、あいつら殴って逮捕されてるよ」とか言って(笑)。
ほんで「もう、こいつええわ。」
「治安フォーラム」(権力の機関誌のようなもの)を持ってきて、「これは一般の記者さんが書いたことだから」って言って「お前、治安フォーラムってどこが一般やねん」って思ったりした(笑)。
ほんでその記事見てきて、法政のこと書いてあって、「(一緒に逮捕されている)○○は手にとって読んでたぞ」とか。
いちいちうざかった。
とくに検事がうざかった。検事は1時間ぴったり。
アジテーションのビデオ見て来てて、「何なのあれは?」って。
うちが安東のメガネけなしてるのを見て「人の風貌をけなしたりして、こんなの余興にはなっても真剣には受け入れられない」とか。
「革命家としてはあのアジテーションは零点だよね」とか。
むかついたから接見でそのこと言ったら弁護士からは「でも、相手もそう言ったのにあなたが反応しないことにむかついてるから。」って言われて、ああそうやなあって思った。
向こうも腹立たせようって頑張ってんねんなって思って、次からは気にせんくなった。

Bさん:ドラムの練習してたんやって?

公判のあとぐらいから。「考え直せ。時間は有意義に使え。」とか言われて。
多分むこうは「ちゃんと考えろよ」って意味やろうけど、こっちは「そうやなあ。こんなしょうもない取り調べにつきあってられんなあ」ってドラムの練習することにした(笑)。
そしたらスゴイとまどっとった。「やめなさい。」とか(笑)
何回か言って、こっちはずっとシカトしてて。音楽ネタをいっぱい使ってきた。
今日はライブの日だね。とかバンドのメンバーは心配してるんだろうね。とか。
「おまえがパクっといてなにゆっとんねん」とか思ったけど。
ほんで「音楽は人の心を動かせるけど君たちの行動は動かせるのかな?」とか言ってきたり。
「クラス討論とライブとどっちが充実してる?」とか。

Bさん:もう、めっちゃベタやな。

さらに、 さっきの関西弁のヤツは、
「自分には病気の奥さんがいて、(奥さんが)好きな歌手に手紙送ったら『あなたのために歌います』みたいな手紙返ってきて、元気になった」とか言うてた(笑)

Aくん:絶対、そんな「奥さん」おらんし(笑)

ほんで「そんな音楽をお前は侮辱してんのか!?取調べの気を紛らすのに使うな」とか言ってた。
最初は(取り調べは)簡単やと思ってたけど、だんだんしょうもなくなってきて、しょうもなさにハラたって疲れてきた。
中核派のヤツでも釈放後やめたやつもおるとか、筆談には応じたヤツもおるぞとか、中におるあいだに活動のこと考え直せ、とか。そんな感じ。

Bさん:容疑そのもの(建造物侵入)より、政治活動やめろっていうことが多いの?

そう。容疑のことはほとんどいわへん。
「君たちは(取り調べの内容を)ビラで書くからね。じゃあ被疑事実のこともやるか」とか言って。
そう言ったあとに「まあ、良いよな、やらなくて」とか言って、結局転向強要の話ばっかり。
あと検事が「弾圧なくして団結無しっておかしいよね」って。
「逆転してるよね。弾圧がなかったら団結できないの?」とか。
そんなしょうもないこと突っつかれたり。
んで、だんだん「頼むから、うなずくなりなんなりしてくれ」とか「しんどかったら横向いたりしていいんだぞ。俺が横向くよ」とか言ってた。

Aくん:取調べでほかの2人のことは言われるのか?

●くんが「逮捕はぜんぜん大丈夫だけど、11.4行けないのが悔しい」って言ってるぞって言ってきたから、●くんが権力にそんなこと言うわけないから、留置場の会話とか、接見とかが聞かれてんのかな?とは思った。
あと、うち結構足組んだり、ドラム練習したりしてたけど、ほかの2人はそんなことしてないのに、とか言われた。


(第4話に続く・・・)

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