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2007年4月 2日 (月)

有限会社ペンギンファクトリーによる不当なブログ停止措置の経過その1

以前の記事に書いたとおり、有限会社ペンギンファクトリーが運営する「ワブログ」にて続けていたA&U大阪のブログが、2007年3月22日をもって一方的に利用を解除されました。

A&U大阪としては同社に話し合いを求め、ブログの完全復帰を要求してきましたが、回答期限を過ぎても一切の回答がないことから、次の手段を取るべく手続きを進めています。

A&Uブログ読者の方々には、同じように政府批判や、戦争、差別に反対する表現活動をされている方も多く、今回の言論弾圧に関心のある方が多くいらっしゃいますので、このような不当な政治弾圧をゆるさないためにも、詳細の経過を報告したいと考えています。

まずは事実経過について整理し報告します。

■2007年3月19日昼
「ワブログサポートセンター」より、「ブログ利用停止のお知らせ」として、「規約第7条への違反」等を理由にA&Uブログの一時停止を報告するメールが送られた。
メールには、以下の理由が記されていた。(以下、引用記事は青字で示します。)

「具体的には、コメントにおいて第三者を誹謗中傷する表現があることや、差別的な表現、民族、人種等など基本的人権を損なう表現があります。」
「また他にも投稿において選挙期間直前の候補者に対して取り上げられていたり、全体的に特定の思想への勧誘活動と見られる表現があります。」
「本サービスは一般の方が日記としてご活用いただけるよう提供しているものであり、団体様の発言の場としての提供は想定しておりません。」
「本ブログの性格上、上記に関しての改善は難しいと判断し、ブログサービスを一時停止させていただきましたので、ご理解・ご了承ください。」

(実際に、A&UブログURLにアクセスすると「検索中のページは、削除された、名前が変更された、または現在利用できない可能性があります。」と表示され、閲覧ができない状態となる。)

同社は一体なにを言い出すのでしょうか!?
「差別的な表現」「基本的人権を損なう表現」??
私たちは大変おどろきました。A&Uブログでは、在日朝鮮人や女性、野宿者への差別など、全ての差別を許さない立場でブログを運営してきたからです。
差別的コメントには説得または弾劾し、説得に応じないコメント者には退去を願い、コメントルールをつくり、コメントを承認制にして運営してきたのです。
活動報告記事についても、A&Uとして差別をゆるさない立場で活動をしているのは明白であり、「特定の思想」などではなく社会で抑圧される労働者、市民全体にとって普遍的であるべきものです。
「選挙期間直前の候補者に対して取り上げられていたり」というのも、石原批判記事のことと思われますが、この記事では石原こそが公職選挙法違反の「花粉症対策ポスター」なるものを税金でつくり露出しまくっていることを批判しているのに、その批判が法にふれるとは何ごとか。法にふれているのは石原そのものだ!
今回の停止措置は、おそらくA&U大阪の活動方針に敵対する者が、同社に通報し、同社がそれに屈したものと私たちは直感しています。

■同日の深夜
A&U大阪ブログ管理者から「有限会社ペンギンファクトリー」(ワブログサポートセンター)あてに抗議とブログ復帰を要求するメールを送信した。
また、「A&U大阪ブログは示された停止措置の根拠には該当しない。該当するなら具体的にどの記事のどの文言かを示すように。」と説明を求めた。
また、同日中に、A&U大阪ブログの読者からもワブログ運営会社あてに、閲覧ができないことに対して説明を求めるメールが送信された模様

■3月20日昼(12時ごろ)
「ワブログサポートセンター」より、「一時停止措置解除について」として、A&Uブログの一時停止の解除を報告するメールが送られた。
メールには、以下の理由が記されていた。
「ご提供のブログにおかれましては、アクセス、スパムコメントが他ブログよりも多く、サポートセンターの運営およびシステムに多大な負荷がかかっております。
 しかしながら、今回の一時停止措置について現在の規約では、停止前にサービス提供側からの通知が必要であり、今回はその手続きを怠っておりました。そのため、先程ブログの閲覧停止を解除しております。」
「今後はサポート時の手続きの見直しと規約の改定を行ってまいります。ご指摘、ありがとうございます。」


(実際にA&Uブログにアクセスすると閲覧ができました。しかし、ワブログの総合サイトからはA&Uブログが抹消されていました。たとえばA&Uブログはワブログの「政治・経済」カテゴリーで1~2位となっていたが、そのカテゴリーからは抹消。新着記事の一覧からも消されていました。)

先日は「規約7条違反」を理由に停止措置をしていたのに、上記の説明では、「システムに多大な負荷がかかっている」から停止をおこなったような書きぶり。とにかくうっとうしい存在だと言いたいのだろうか?
さらには、このメールには、先日A&U大阪が送った抗議メールの本文(抗議代表者の氏名、住所、連絡先を記載していた)が文末にペーストされていたのですが、この個人情報入りのメールを、同社は上述のA&U大阪ブログ読者にもCCで送信していましたA&U大阪にもその読者のフルネームがわかってしまいました。
抗議なんかしてくるんやから、どうせ知り合いやろ、とでも思っていたのでしょうか?とんでもないことです。

個人情報まで漏洩させる、本当にいいかげんな会社であると感じました。

■同日昼(1時ごろ)
「ワブログサポートセンター」より、「規約違反について」としてメールが送られた。
メールには、以下の規約違反に係る理由が記されていた。
「下記のブログ内記事がご利用規約、第7条中の「他のユーザーや第三者の知的財産権、信用、プライバシー等の権利を侵害する行為や表現、また第三者を誹謗中傷、いやがらせとなる行為や表現」「法律・条令等に違反および違反の恐れがある表現や、犯罪行為または犯罪を誘発する表現」「特定の宗教や思想への勧誘活動などの行為や誘導する表現」に該当しております。
http://aanduosaka.wablog.com/317.html
つきましては、3月22日までに上記に該当する記事の見直しもしくは削除をご検討ください。期日までに改善が行われていない場合、閲覧を停止させていただきますので、ご理解・ご了承の程、お願い致します。」

※該当記事は、以下のリンクから読めます。(石原都知事を批判する記事)http://aanduosaka.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/post_8aed.html

これについても全く納得がいくものではありません。
「第三者」とは誰をさしているのですか?石原のことでしょうか。公の存在であり、私たちの生活に甚大な影響を及ぼす為政者である石原を批判することが「第三者を誹謗中傷」することになるのか?そもそもこの記事は石原による権利侵害を批判する記事です。それが誹謗中傷にあたるとは言いがかりもいいところです。

さらに、これにいたってはもう笑うしかないが・・・、「犯罪行為または犯罪を誘発する表現」とは一体何だ!! (=皿=#
あの記事からは一文字もそのような「表現」は見当たらない。
(もしかして「ファシスト石原慎太郎を歴史のくずかごへたたき込もう!」のくだり・・・??ほんまにくずかごにたたき込んだら「犯罪」かもしれないけど。)

あと、同社がしつこく言ってくる「特定の宗教、思想」とは「同社が認めない思想」を意味するとしか思えません。「特定」の定義は何なのでしょうか。だいたい、A&U大阪は全ての差別をゆるさず、万国の労働者・市民の解放のために行動し発言しています。その思想がどこが「特定」なのか。
なにより、思想を表現する自由は私たちが憲法で保障されている権利であり、それを一方的に、同社が勝手につくった規約と、同社の勝手な思想によって侵害する行為はゆるされません。
法律的に言っても、消費者の一般的通念とかけ離れている規定を十分な説明(通知だけでなく)をユーザーに行わず一方的に行う場合は同社に民法415条の債務不履行が問われます。

■3月22日午前0時
A&U大阪ブログ管理者から「有限会社ペンギンファクトリー」(ワブログサポートセンター)あてに再度、誠意ある回答を求めるメールを送信した。また、ブログサービスの完全復帰及び謝罪を要求した。

■同日午後12時
「ワブログサポートセンター」より、「ブログ閲覧停止のご連絡」としてブログ閲覧停止を通知するメールが送られた。(これ以来、ブログは復旧せず。)

↓ここからメール本文引用(字の大きさはA&U大阪が編集してます)↓

ワブログサポートセンターです。
3月20日にご連絡しました通り、該当の記事について改善が見られなかった為、ブログを再度閲覧停止とさせていただきました。今後、このブログを復旧することはありませんので、他社提供のブログサービス等をご利用ください。

ワブログは2006年5月以降は有志によって運営されております。
本メールアドレス以外の個人名・連絡先等は法的手段による他ではお教えすることができません。

なお、記事および画像ファイル等は閲覧停止より一定期間後に削除されます。当方では保障等を一切行っておりませんので、ご自身でバックアップしてください。バックアップ方法は、投稿された記事については、編集ページを拡張して「記事の書き出し」より、MovableType互換形式で出力されます。また、アップロードされた画像ファイルは各記事およびファイルアップロードよりダウンロードしてください。

また、今回の件により、サポートを行っていたボランティアスタッフの離脱があり、サービス継続が難しくなっております。本件につきましての問い合わせに関しては今後一切お受けいたしません。悪しからずご了承ください。
ご利用ありがとうございました。

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↑メール本文はここまで↑

上記メールにあるように(太字で強調しています)、「ワブログサポートセンター」の運営も通知メール送信権限もPenguinFactory Inc(有限会社ペンギンファクトリー)にあることは一目瞭然です。それにも関わらず、「有限会社ペンギンファクトリー」はこのメール送信前後に、姑息にワブログ総合ページや規約部分の改変をおこない、あたかもペンギンファクトリー社がワブログの運営と関係がないかのように偽装をおこなってきました(それについては追って記事にします)。

また、「有限会社ペンギンファクトリー」はこのメールを送った前後に、ワブログの規約を変え、これまで「通知してブログサービスを停止できる」という条項だったものを、「通知なくブログサービスを停止できる」とし、総合サイトにて「お知らせ」をおこないました。

同社は都合が悪くなると勝手な権限をふりまわしてルールを変更し、自社が運営していないように見せかける小細工までしてきたのです。

いったい同社はブログサービス提供者としての社会的責任、信義則をどのように考えているのでしょうか。
同社の一連のA&U大阪に対する「いやがらせ」とも言うべき措置により、私たちはどれだけの精神的苦痛と損害を強制されたでしょうか。

A&U大阪ブログでは、日々の活動や思いを報告し、マスメディアが取り上げないような社会事象について拙いなりに意見表明し、差別を絶対に許さないという私たちの意志を示す場として、また活動家間の励ましあいの場としても作ってきました。

最近では毎日数百人のアクセスがあり、定期的に記事を配信するブログとして成立してきました。

それをある日突然、誠意のある説明もなく一方的に権利を侵害され、個人情報まで漏洩され、こんな仕打ちに泣き寝入りするわけにはいきません。

これはすべてのブログユーザーの権利に関わる重大な事件であり、思想信条の自由、表現の自由を封殺する憲法上の問題です。

権力者にはむかう言動が通報され抹消されていく状況は、社会が戦時体制に向かっていることを示しています。
私たちは全ての戦争に反対する表現活動をまもるためにも今回の弾圧をぜったいに放置しておくことはできないと考えます。

■3月23日午前0時
A&U大阪ブログ管理者から「有限会社ペンギンファクトリー」(ワブログサポートセンター)あてに、抗議のメールを送信しています。

(経過その2に続く)

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