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2007年2月 6日 (火)

自治体労働者が敵になった日

自治労を潰し、労働者を戦争に動員する為の、大阪市職労への踏み絵

総務です。

 2/5、長居公園で野宿者テント撤去の行政代執行がおこなわれた。
これを絶対に許すことができない!大阪市行政・関淳一、大阪府警による殺人行為だ。どこまでも、どこまでも弾劾する。

 この日、自治体労働者は私たちにとって「敵」だった。自治体労働者は「公務」の名において人殺しを担った。このことは覆い隠すことも、消し去ることもできない事実として厳然と存在している。自治体労働者は安倍の犬、警察と一体となって私たちに襲いかかってきた。目の前で起きた事態を真剣に考え、解決を目指すなら、このことを曖昧にすることは絶対にできな
い。
 
 それでも、自治体労働者は警察でもなければ、安倍自身でもない。獲得すべき相手、私たちの仲間だ。その自治体労働者が安倍や関に成り代わりテントの撤去をおこなってきた。彼らを私たちから分断し、敵として登場させたのは誰なのか?関であり、安倍だ!この分断を絶対に乗り越えなければいけない。
 
 いま連日のように「公務員」バッシングがおこなわれている。マスコミに「公務員の不祥事」が載らない日がないと言ってもいいくらいだ。取り立てて公務員が良い暮らしをしているわけでもないのに徹底的にたたかれ、民間労働者と分断させられていく。

 自治体労働者は、地域の人たちの生活を維持し、発展させるために働いている。社会の基幹を担っている。その労働者が、今実際にやらされているのは地域住民の生活の破壊だ!国・自治体の赤字のツケを、安倍や関が作った借金を住民に背負わすために年金、医療、生活保護などの社会保障が切り捨てられている。その窓口、実際に住民に相対して追い返し、切り捨てる「死刑宣告」を担わされている。

 その上での行政代執行だ。こんな屈辱的な仕事を誰が好きこのんでやるか!そもそもこんなことをやらされるために自治体に就職したんじゃない。地域の生活、福祉、それらを支え、運営するためにこそ自治体に勤めているはずじゃないのか!?
 それなのに安倍により、関により、民間労働者と、地域住民と、野宿生活者と分断させられ、人殺しを担わされる。 

 このことは何を意味しているのか?安倍や、森・元首相、中川政調会長らが言う「日教組、自治労の壊滅」が実際にはこのような形で進行しているということだ。
 安倍の言う「美しい国」とは戦争ができる国、そのための障害が取り除かれ、粛々と社会が戦争を実行する国ということだ。そのためには、社会の基幹部で働く自治体労働者をドコマデモ屈服させ、自治労を壊滅しなければいけない。そのためには、国家の、行政権力の政策、人民の敵に回り、国家の官吏になるための「踏み絵」を踏まさなければいけない。東京の教育労働者に「日の丸・君が代」の強制としてかけられた、戦争教育、国家教育の実行者としての踏み絵と全く同質の攻撃だ。教育労働者の歴史を、魂を、団結を、国家の元に売り渡す攻撃と根本において同質の性格をもって今回の行政代執行が自治体労働者に強制された。
 これから先も、何度も、何度も、繰り返し繰り返し、踏み絵を踏ませ、国家の官吏、安倍の奴隷に成り下がるという屈辱をどこまでも強制し、そして戦争に動員させていく攻撃だ。

 今回のことは安倍の「美しい国」づくりに自治労が屈服したら何が起きるのかをまざまざと示した。自治体労働者の団結が破壊され、闘わなくなったとき、闘えなくなったとき、バッシングに負け国家の官吏と化すことを選択したとき、どこまでも腐りはて、「人民の敵」として現れることが示された。このまま自治労が闘わないならどこまでも腐っていく。闘わない奴は
どこまでもダメになる。

 最後に待っているのは戦争だ。そしてそれはもう始まっている。先日伊丹でおこなわれた日米合同指揮所訓練「ヤマサクラ51」は指揮所訓練にもかかわらず5000人の体制で、実際の兵力としては数十万人の動員を想定しておこなわれている。
 想定されているのは朝鮮有事、北朝鮮への侵略戦争だ。この訓練で米軍と自衛隊の動きを円滑にするために自治体はどのような協力が可能か、何が必要かが想定され、その元に実際の動員が強制されていくことになる。朝鮮半島への、アジア、中東への、全世界への虐殺戦争を労働者が担わされていく。こんなことを絶対に許すことはできない!!
 
 安倍や、関といった政治家、支配者たちはもう完全に未来の展望を失っている。彼らが私たちに提示できるのは際限のない競争と戦争、その結果生み出される矛盾の押しつけだけしかない。そしてそんなモノは一切認められない!
 しかし、今回のことは安倍や関がつくりだした破綻と矛盾を私たちに直接押しつけるのは、当の安倍でも関でもなく、現場の労働者だということだ。
 逆に言えば、労働者を服従させ官吏と化さなければ安倍や関が生き残る道は断たれる。戦争に行かされる自衛隊員も米軍兵士も、貧困層で構成されている。今日生み出された分断を明日団結に転じれば、安倍も、関もぶっ飛ばす事ができる。私たちが選択できるのはどんな時も、分断を拒否し団結する事だけだ。

 戦後60年、日本の反戦平和運動を中心で担い、人権や民主主義を守ってきたのは、闘う自治労組合員だった。かつてどんな集会に行っても「自治労」の赤旗がはためいていた。誇り高き自治労組合員の「魂」は決して死んでしまったワケではないのだ。闘う自治労旗が長居公園に林立したとき、100万自治労がゼネスト指令をおろしたとき、社会は根本的に変革される。奴隷の道を拒否し、団結して闘おう!闘う自治労の再生を!

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差別との闘い」カテゴリの記事

コメント

「自治体労働者が敵になった日」このタイトルにとても考えさせられました。

自治体労働者が最前線の弾圧部隊として登場しなければならない痛苦の現場に、私自身、幾度か直面した経験があります。
広島市が主催する「平和記念式典」へ中曽根、小泉の出席を巡って対市役所闘争に起った時です。
被爆者や私たちに対し排除部隊として組織された職員先頭で耳を疑うような差別言辞を吐き、暴力的に襲いかかったきたのは、組合員課長であり、市職労の役員でした。
メーデーや色々な集会で見かけていた人物たちでした。

私は、彼らが労働者の魂を売った裏切り者だとはいいません。
ただ、彼らの寄って起つ組合=労働運動は如何なるものであるのかを問い糾したい。
帝国主義と敢然と対決する、変革の本隊としての労働組合としてあるのかどうか、それを問い糾したい。

投稿: 広島県人 | 2007年2月 8日 (木) 23:34

今回の長居公園の野宿者の人たち、支援の人たちの前に立ちふさがり、弾圧したのは、労働者の魂を忘れ去った労働者個人の問題では決してありません。
問題なのは、体制内労働運動(組合)が労働者に腐敗と屈服を強いるのもでしかなく、労働者の分断を生み出すものでしかないということです。

最も傷つき、転落させられたのは、野宿者でも支援者でもなく、尖兵として「労働」に「従事」した彼ら自治体労働者です。
私たちは、これ以上仲間である自治体労働者を分断攻撃から守ることすらしない体制内労働運動(組合)に委ねていてはいけない。

戦争に打って出るしか延命することが出来なくなっているこの国で、真っ先に尖兵として「従事」させられるのが、自治体労働者であり、医療労働者です。
本当の労働者の連帯と信頼に根ざした、帝国主義と真っ向対決する労働運動=組合こそが、労働者の団結を打ち固め、仲間を守り、戦争と対決し阻止できる。

私たちは、本気でそのような労働運動をつくりあげていかなければ・・・
この長居公園の闘いが突きつけたものは、私たちにであり、それはとても大切なものだったと思います。

投稿: 広島県人 | 2007年2月 8日 (木) 23:36

広島県人さん。
同感します。市職員からも、以下のような匿名コメントが寄せられています。
---
自分にとって本当に厳しい糾弾であると同時に、すごく感動をもって受け止めました。断固支持します。
(中略)
このような突きつけと獲得が外から内からなされたとき、市職員は真に闘う主体へと変わっていける存在であると断言できます。
労組本部にたいして、自分のできる限りの突きつけを改めて行っていきます。職場の仲間にも見せようと思います。

投稿: ユメウツツ | 2007年2月10日 (土) 10:54

市職員の方の、コメント心強く拝読させていただきました。

安倍・御手洗路線は、「愛国心」「強い日本」を全面にだし戦争・改憲に突き進もうとする暴力的な政治路線です。
そのため、労働者の団結を解体し、労働運動の根絶やしを、彼らの政治生命をも賭けて行おうとしています。
しかし、それは、歴史的必然としての彼らの危機にのた打ち回る姿でしかないのです。

私たち労働者の最大最強の武器は団結です。
労働者が団結して帝国主義打倒の闘いに立ち上がれば、必ず勝てる!
国際的な連帯の端緒も築かれはじめています。

しんどい、胃の痛くなるような職場での闘いが待ち受けてることでしょう。
でも、決して忘れないで!
あなたたちは孤立してなんかはいません。
全国の、世界の労働者がついています。

ダラ幹への突き上げを楽しむくらいの高見に立って、自治労を再建していってください。
どこかで、こぼれるような笑顔でお会いできることを期待しています。

投稿: 広島県人 | 2007年2月11日 (日) 01:12

今回の事件は本当に自治体で働く人間として人事と思えません。

私は大阪市の近隣で働いていますが、同じようなことが
職務命令として出された時に、『拒否』をできるかどうか・・・本当に不安です。

でも、私たちはあくまでも地域の住民の福祉のために職場で働き、そして入庁する際に、日本国憲法を遵守することを誓っています。

民衆の生存権を脅かす立場の官吏として自己の存在を置くか、民衆と連帯し、自治体労働者としての誇りを取り戻すか、今が分岐点と真に感じています。

労働組合に結集し、団結を固め、反人民的な職務命令には断固拒否し、政権を吹っ飛ばすような闘いをしていきたいですね。

共に斗いましょう♪

投稿: 河内人。 | 2007年2月12日 (月) 22:38

河内人。 さん、はじめまして。

元気の出るコメント、とても嬉しく拝読すると同時に、自治体労働者の方たちの苦悩に、心が痛みます。

でも、これは教育労働者や、自衛隊員や、民間の非正規労働者(アルバイト・パート・派遣労働者)正規労働者、全ての労働者の上に襲い掛かっている攻撃なんですよね。
自治体労働者の苦悩と闘いは全ての労働者の苦悩であり、共有する闘いです。

共に闘いましょう♪

ところで、今回の長居公園の代執行の「尖兵」として「従事」させられた労働者のうち、いわゆる現業部門の非正規労働者の方はいらっしゃらなかったんでしょうか?
自治労に組織された組合員はどれくらいいらしたんでしょうか?

そのあたりの労働実態を、大阪市職労に問い質すことも重要に思うのですが…

投稿: 広島県人 | 2007年2月12日 (月) 23:17

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