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2006年2月14日 (火)

訪韓報告3(冊子から大放出!)

総務です。
訪韓報告2(http://aanduosaka.wablog.com/93.html)につづいて、、訪韓報告集から抜粋してお届けします。
もっと読みたい人、ぜひ買ってね☆
全46ページの冊子の売り上げ(300円/冊)は今年の訪韓団をつくるときの資金にします。
act_and_unite(at)yahoo.co.jp
((at)を@に変える)


第2章 「12月ゼネストへ 全国労働者大会」
11月13日
   「ソウル市庁舎 前段集会」

 清渓川路を西に抜け、ソウル市庁舎に到着。市庁舎横の公園では大会に向けた前段集会が行われるとの事で日本からの参加者もここに集まっていました。前段集会は地域、職種ごとなどでそれぞれ開かれており、ソウル市庁舎前に来るまでにもいくつもの前段集会が行われていました。

 日本からの参加者が集まったのは非正規職労働者によって組織された一般労組の前段集会。釜山APEC反対闘争に向けてプサンの青年労働者が演舞をおこなうなどここでもニヤリとくる集会構成。

 日本からはソウル地域本部との交流が深い国鉄千葉動力車労働組合(通称:動労千葉)の田中委員長と沖縄・辺野古で米軍基地建設阻止を闘う「ヨッシー&ジュゴンの家」が登壇
 司会から「多くの人が日本の労働運動は死んだと思っているでしょうが、そうではないことを示している組合を紹介します!日本の労働運動の中でもっとも戦闘的な組合、動労千葉です。」と呼び込まれていました。

 それに応えて田中委員長は「日本の労働運動を再生させる」と決意を述べていました。
 ここでもイナムギョン事務処長先頭に動労千葉など日本からの参加者を熱烈に歓迎。参加者に「ドーローチバ!ガンバ、ロー」と日本語でのコールを呼びかけていました。

 田中委員長の次に登壇した「ヨッシー&ジュゴンの家」は全く物怖じせずいつもの陽気なテンションで歌い出す。
 全然違うノリを見せられて韓国の労働者がこれをどう評価するのかと冷や冷やしてい
ましたが民主労総のみなさんはこういうのも好きなのか、単に心が広いのか、好評なようで、手拍子にも応え、歌い終わったら拍手と歓声が惜しみなく送られていました。その後「ヨッシー&ジュゴンの家」の女性ボーカルは民主労総の大会に感動して「すごいねー!!」と騒いでいたがこっちは「あんたの強心臓もたいしたモンだよ」とおもっていました。


 「カンファムンで全国労働者大会」
 前段集会を終え、本大会会場にむけて行進。光化門(カンファムン)横の道路はすでに閉鎖され、数千規模の警官隊が配置されている。そこを通り抜けると8車線の道路を埋め尽くす人、人、人。全土から結集した5万人の労働者が一堂に会する民主労総全国労働者大会・本大会に合流しました。会場の真ん中あたりから合流したので前方の演壇がどこかも隊列の最後尾がどこにあるのかも分かりません。

 渦巻く熱気を縫ってとりあえず座るも、すぐさまソウル地域本部の人たちから「よし、もっと前に行きましょう!」と移動を促される。
 どんどん前に進み最後には演壇目前の最前列まで来ていました。「ホンマにいいのか?」などと思いながらも目に映る大会の風景に圧倒され続ける。前列では運輸連帯の巨大トレーラーが道を横断する形で占拠して演壇になっている。
 トレーラー演壇の両脇にはクレーンで釣り上げられた象ほどもありそうな超巨大なスピーカーが二つ。後方には演壇を確認できない人のためにオーロラビジョンが用意されていたそうです。

 集会場ではメインスローガンである「非正規職撤廃」とかかれたステッカー、各労組や党派、集会の告知などのビラが無数にまかれ続けている。人が多すぎるからかビラを空中にばらまいている姿も見受けられた。

 (中略) 

 大会の途中では横に並んだ韓国の労働に何度も話しかけられました。もちろんこっちは韓国語がわからず、あいては日本語が分からないので(分かる人もいましたが)お互いが半端な英語で話しするという奇妙な光景が繰り広げられました。
 とりあえず「民主労総に連帯しに日本から来た」だけは必死でつたえました。いかんせん英語も不正確なので意志疎通がはたしてできたのかできなかったのかはよくわかりませんが、どの人も最後にはにっこり笑顔で手を振ったり、握手したりしてくれました。

 この日も寒く、前段集会も併せて6、7時間の屋外集会だったので体は芯から冷え込みましたが、参加者全体の集中力はとても高く、前夜祭につづいて演壇に登る発言者たちは熱気を発散させ続けていました。
 とくに大会では何度と無く労働歌が発言の合間に挿入されたり、発言者が紹介されると「鉄の労働者」のイントロが流れたりと音響演出がたくさん盛り込まれ飽きない工夫がたくさんなされていました。

 (中略)

 言葉が全然分からないのに熱気で感動できる集会というのを日本でもつくりたいなと感じさせる熱い大会は終盤のゼネラルストライキ宣言と象徴儀式で最高潮に。いくつもののぼりが会場後方から鼓笛隊と共に行進し、最後にはゼネスト決意のアピールともにのぼりに火が放たれる。 参加者が立ち上がってストライキ歌を合唱するので地面まで揺らいでいる。「絶対にゼネストするぞ!」という決意が全体に伝播していくような感じがしました。

 登壇者の発言は全く分かりませんでしたが、部分的な通訳をしてもっらたところ、民主労総、民主労働党などの代表は例外なく自らが実践してきた事と「非正規職撤廃闘争」のことにふれ、いかに非正規職撤廃で闘えたのかを総括の軸として発言していたそうです。
 
 とくに非正規職労働者の代表が登壇した時はその激烈なアピールとあいまって集会で最高の集中が向けられていました。
 さらに全ての発言に対して全参加者で「非正規職撤廃!闘争!決死!闘争!!」と応えるなど、全てにおいて非正規職撤廃闘争が軸として徹底されるものとして大会がつくられていました。

(つづく)

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