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2006年1月15日 (日)

野宿者の強制排除を許さない!2

大阪市が公園で生活している野宿者のテントを強制撤去しようとしています。

抗議先リストを含む転載記事はこちら。
http://aanduosaka.wablog.com/69.html

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 大阪市は大阪城公園(中央区)、靱公園(西区)でテント暮らしをする38人のホームレスに対し、整備工事を理由に都市公園法に基づいてテントの除却(撤去)命令を出した。期限は17日午後1時で、公園で生活しているホームレスへの大阪市の除却命令は初めてという。強制撤去も辞さない構えだが、ホームレス側は「仕事も無いのにどこへ行けと言うのか」と反発、曲折が予想される。
(中略) 
 市は12月に2回、「撤去しない場合、処分する」と、強制撤去の前提となる除却命令に踏み切る方針を伝えた。
 これに対し、ホームレス側は今月11日、6人の連名で「不要不急の工事で居住場所を奪われるのは許せない」と同命令の仮差し止めを大阪地裁に請求した。
 しかし、地裁が13日、請求を却下したため、市は即日、大阪城の5人、靱の33人(テント計26張り)に除却命令書を配布した。
(中略)
 市ゆとりとみどり振興局は「市民の苦情も多く、イメージダウンにもつながっている。実力行使も考えざるを得ない」と早期の強制撤去に踏みきる構えだ。
(2006年01月14日 読売新聞)
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一体、住民を守るための役所が何をやっているんですか!!?
大阪市長、大阪府知事は、自分たちの無能が原因で人々をホームレス状態にしていることについて、せめて土下座して謝罪するくらいのことをしなさい。雇用を取って来なさい。取れないなら役所で雇用しなさい。
それを居直って、野宿者を「苦情になっている」「工事の工期が遅れる」などと踏みにじるとはどういうことですか。どこまで責任を放棄するのですか。

絶対にそのような市長と知事を放置していてはいけません。

なにより、私は一労働者として、大阪市の公務労働者に呼びかけたいです。野宿生活者のテント撤去をおこなう業務などやめましょう。そんな職務命令は拒否しましょう。みんなで自分の使用者(市長)を住民(野宿生活者)の前に突き出してまず土下座させましょう。

大阪市職員だけではありません。
アスベストが有害と知っていて生産し続けた大企業の社員、他省の圧力に屈してアスベストのしかるべき規制をつくれなかった環境省の職員。
人の生命財産に関わる建築設計の場で、構造計算書偽造をやめるべきだと提起できなかった社員、建設現場で声に出せなかった作業員、監督員。
薬害エイズの危険性を知りながら企業の機密を2年も隠匿した社員、厚生省職員。
イラクで人民を虐殺しているアメリカ兵士、イラク侵略に加担する自衛隊員。
そして少なからず私も・・・。

全ての労働者に呼びかけたい。
立場の弱い生活者同士が傷付けられるだけの労働を放棄しよう。生活者のための労働を現場からつくろう。そのために労働者は団結しよう。「命令に逆らえば処分される」とおびえないために。

また、一住民としても言いたい。ホームレスに「苦情」している住民とは一体何様なのですか。たまたま自分が今のところホームレスでないだけです。
人殺しをしてまで「景観」を「良く」したいのですか、そんな血塗られた「景観」が美しいのですか!ホームレステントのある景観が美しくないのは、この腐りきった社会の投影図だからです。
それやったら腐った社会を変えるべきやろ、「ホームレスのテントどけろ」とか二度と言うな!

しかし、一番の罪人は、そのような差別苦情に対して真に受けたフリをする市長です。税金を払えない住民(野宿生活者)の命よりも、税金を払う住民(彼らは最近「顧客」と呼ぶらしい)や観光客(これまた「お客さん」)の目先の快適さを優先させる、これが市長の本質です。こんな奴は、市民で包囲して退陣させるしかありません。

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